骨董品買取おすすめ業者6選
骨董品の買取を依頼するなら、信頼できる買取業者を選択することが重要です。特に骨董品となれば高額査定となる品物もあるでしょう。買取業者によっては、値段が大きく変動することもあるため、業者選びは慎重に行わなくてはなりません。そこで、今回は骨董品買取のおすすめ業者を6社厳選して紹介します。
美術品・絵画買取センター
会社名:株式会社バーバリーアートスペース
住所:東京都中央区東日本橋2-1-6 岩田屋ビル2F・6F
電話番号:03-5809-3009 (土日祝・営業時間外のお問い合わせ番号)/
フリーダイヤル 0120-580-922 (平日・営業時間内のお問い合わせ番号)
30年以上の買取実績を持つ美術品・絵画買取センターでは、ジャンルごとに経験豊富な鑑定士を揃え、相場を熟知した上で100%納得してもらえる査定額を提示しています。
また、毎月自社でオークションを開催し、美術品相場をリアルタイムで把握。査定の回答も24時間以内に対応し、買取方法も宅配、訪問、来社と柔軟に選択可能です。
徹底して顧客の満足度を追求することを使命としており、社員全員が親身な提案や行動を心がけています。
しつこい営業電話やアポイントなしの訪問、再査定による査定額の減額といったことは一切行わないので、安心して任せることができます。
買取対象として、日本古来の骨董品のほかに日本画・洋画、現代アート、中国美術、西洋アンティークなども取り扱っています。
骨董品ジャンルにおいては特に、茶道具や陶磁器、彫刻、金・銀製品の買取を強化中。これらの査定・買取をお考えの方は、ぜひご検討ください。
日晃堂
会社名:株式会社 日晃堂
住所:大阪府大阪市東成区中本3丁目10-6 緑橋REGATEビル
電話番号:0120-961-491
日晃堂は、骨董品の買取経験豊富な査定士が多く在籍する、美術品・骨董品買取専門の業者です。骨董品の知識を擁した目利きの査定士が、価値に見合った買取価格を正確に提示します。
茶道具や掛け軸、刀剣、陶磁器といった日本の骨董品はもちろん、中国・西洋の美術品、アンティーク品まで対応可能です。最近では、コレクターに高い人気がある明治~昭和初期のレトロなガラス製品も一般的な買取価格より高い値段で買取を行っています。
買取方法は出張・宅配・店頭の3つから選ぶことができ「とりあえず価格の目安だけでも知りたい」という方に向けて、メールやLINEでできる簡易査定も用意しています。
作家名や詳細が不明な骨董品でも大丈夫。査定料やキャンセル料といった手数料もかかりません。コレクション整理などで骨董品の処分に困っているなら気軽に相談してみることをおすすめします。
八光堂
会社名:バリュエンスジャパン株式会社
住所:東京都港区南青山5-6-19 MA5 5F
電話番号:03-4580-9863
八光堂は、創業40年以上の実績と経験を持つ、骨董品・美術品の買取業者です。
買取の際は、骨董品に特化した教育・ノウハウと豊富な経験を持つ「バリューデザイナー(鑑定士)」がひとつひとつ丁寧に査定を行います。
また、世界中で少しでも高く骨董を売却できるルートを持っているのも、特徴のひとつです。
適正な買取価格に自信があり、日本能率協会総合研究所調べによる「美術品買取専門店満足度調査」では「査定額満足度 第1位」を獲得。また、東証グロース市場上場企業である「バリュエンスホールディングス」グループに属しており、信頼性も抜群です。
銀座本店・大阪本店を中心に全国で9店舗を展開し、いずれも駅から徒歩圏内の立地となっているため、持ち込みによる店頭買取が簡単に行えます。
もちろん出張買取も可能。事前査定・相談の方法も豊富で、電話・メール・LINE・ビデオ通話(オンライン)の4種類から選ぶことができます。
相談料や査定料、出張料、買取手数料がすべて無料のほか、クーリングオフの適用で買取後8日間はキャンセルが無料です。安心・安全なしくみで、気持ちの良い取引ができるでしょう。
バイセル
会社名:株式会社BuySell
住所:東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル8F
電話番号:03-3359-0830
バイセルは、日本全国に数多くの店舗を持つ買取業者です。着物や切手、古銭、ブランド品をはじめ、カメラやレコードまで多彩なジャンルの品物を取り扱っており、骨董品・美術品の買取ももちろん行っています。
掛け軸、茶道具、絵画などの骨董品を含む買取実績は、累計1,400万点以上(2015~2020年の合計買取数)。骨董品の査定経験豊富な熟練の査定士が、価値を正確に鑑定し、適正な相場価格で買い取ります。
幅広い知識を兼ね備えた査定士が全国に在籍しているので、甲冑や花瓶など、処分に困る重くて大きな骨董品でも電話一本で出張買取してもらえて大変便利です。
出張買取は、問い合わせや申し込みから希望に合わせて、最短で即日の訪問が可能。査定料や出張料などの手数料も無料です。
また、その場で査定・現金化ができる店頭買取や、忙しい方におすすめの宅配買取を選択することもできます。売却したい品物の大きさや数量などに応じた買取方法を選ぶとよいでしょう。
全国各地にあるバイセル店舗は、すべて駅から徒歩圏内の好立地にあります。買取ブースはプライバシーや感染対策に配慮した個室仕様です。事前予約なしで気軽に立ち寄ることもでき、相談だけの場合でも問題ありません。
まずは、24時間365日受付中の電話やメールで相談・無料査定してもらうことをおすすめします。
こたろう
会社名:株式会社rock
住所:滋賀県近江八幡市千僧供町591-3
電話番号:0748-36-3813
骨董品買取のこたろうは、骨董品に主軸を置く、専門の買取業者です。日本画・洋画、陶器、西洋美術、彫刻、茶道具など幅広い品物の買取に対応しており、豊富な知識と経験を持つ鑑定士が適正な目利きで査定を行います。
ゼネラルリサーチが行った骨董品買取に関するアンケートでは「買取価格満足度 第1位」を獲得。骨董品の買取価格に絶対の自信を持つこたろうは、国内外に独自の流通ルートを持ち、業界内での信頼が厚いことでも有名です。
買取の際も、査定額の理由をきちんと説明してくれて、納得した上で買取をしてもらえるので、安心して任せることができるでしょう。
まずは査定から、という場合、メールまたはLINEから無料査定が可能です。また、出張買取・店舗買取(東京店・大阪店・名古屋店・福岡店)の予約申し込みはフリーダイヤルかメールからできます。
もちろん、査定・出張費は完全無料です。生前整理や遺品整理、コレクション整理の際は、ぜひ一度相談してみるとよいでしょう。
福ちゃん
会社名:株式会社REGATE/REGATE Inc.
住所:大阪府大阪市東成区中本3丁目10-6 緑橋REGATEビル
電話番号:06-7777-2200
着物や切手、古銭、ブランド品などの買取でおなじみの福ちゃんは、800万点もの買取実績を持ち、骨董品の買取にも力を入れています。
茶道具や掛け軸、陶磁器といったさまざまな骨董品を幅広く買取しており、業界トップクラスの価格を提示。作家や詳細が不明な品物、状態がよくないものでも、骨董品に精通した査定士が的確に査定するので安心です。
買取方法は、出張買取・宅配買取・店頭買取の3つから選べるほか、メール・WEB・LINEから問い合わせ・査定ができます。対象地域は限定されますが、即日での出張買取にも対応可能です。
買取サービスは完全無料となっており、買取不成立の場合でも査定料などは一切かかりません。
また「レディースプラン」という、女性が安心して利用できる出張買取を選ぶこともできます。このプランでは「受付」「訪問」「アフターフォロー」まですべて女性スタッフが対応するため、男性を家に入れることに抵抗がある女性の方でも利用しやすいでしょう。
骨董品の買取業者の選び方
骨董品の多くは、時代や歴史を反映した貴重で価値が高いものです。そのため、骨董品を売却する際は、信頼できる買取業者を選ぶ必要があります。
では、どのようにして買取業者を選べばよいのでしょうか。ここからは、骨董品の買取業者を選ぶ際に押さえておくべきポイントを5つ紹介します。
査定力や実績を持つ業者を選ぶ
骨董品は歴史や文化背景を持っており、取り扱う業者にも的確な査定力や実績が求められます。そのため、骨董品の専門知識や買取実績が豊富な専門業者を選ぶことが大切です。
ホームページや口コミサイトなどを利用して、骨董品に精通しているか、どのような鑑定方法を用いているかといった点をしっかり確認しておきましょう。
資金力が豊富な業者を選ぶ
骨董品の価値が高い場合、それだけの資金力を持つ業者でなければ買取不可となったり、資金の範囲内での査定になったりする可能性があります。
資金力の豊富な買取業者は、高額な骨董品でも迅速に現金化が可能です。また、資金力があれば広告にも力を入れており、知名度や信頼度が高いといえるでしょう。
売りたい骨董品のジャンルに合った業者を選ぶ
骨董品には、時代や地域、分野によってさまざまなジャンルがあります。
買取業者によって得意なジャンルや買取強化している品物が異なるため、売却したい骨董品のジャンルに詳しい業者を選ぶことが重要です。
事前にホームページなどで、買取している骨董品の傾向を確認しておくとよいでしょう。
買取価格の比較をする
骨董品の買取価格は、同じものでも業者によって多少異なります。
そのため、できるだけ高い価格で売りたい場合は、複数の業者から見積もりを取って買取価格を比較することが大切です。
ただし、買取価格だけでなく、信頼性や実績を考慮した上で業者を決めることが望ましいでしょう。
クーリングオフ制度について確認する
買取してもらった後で気が変わった場合でも、業者に「クーリングオフ制度」が導入されていれば、定められた期間内での買取キャンセルが可能です。
クーリングオフ制度とは、契約を締結した後、一定期間内に消費者が契約を取り消すことができる制度を指します。
多くの買取業者では「8日以内」でのクーリングオフ制度が取り入れられていますが、中には導入されていない業者もあるため、かならずチェックしておくことが重要です。
骨董品の買取相場
買取対象となる骨董品の種類と相場
骨董品の買取相場は、種類によって異なります。対象となる骨董品とその相場について詳しく解説します。
陶磁器
陶磁器とは、陶土や陶石の粉末から作られた焼き物のことです。種類によっても異なりますが、買取相場は5,000円~50,000円ほどです。
査定時のポイントとしては、希少性やメーカー、作家、産地などが挙げられます。有名な作家やメーカーの場合は、高額査定されやすい傾向にあります。
また、産地の中では愛知県尾張地方で作られていた瀬戸焼が、とくに価値が認められています。平安時代末期から室町時代中期の「古瀬戸」の場合、高額買取が見込めるでしょう。
絵画
絵画は、大きく分けて「日本画」「西洋画」「現代アート」の3種類があります。買取相場は、20,000円前後とされています。
有名な作家の作品は高額査定されやすく、具体的には草間彌生やアンディーウォーホル、クリスチャン・ラッセンなどが挙げられます。とくにコレクターから注目を集める作品は高値になりやすいと言えます。
日本刀
日本刀は、保存状態や有名な刀工かどうか、銘の有無などで価値が決められます。買取相場は、30,000円~50,000円ほどです。
骨董品の中でも日本刀は、海外のコレクターから人気を集めているため、需要が高まりつつあります。
国宝や重要文化財として認定を受けているものは、高値が付きやすい傾向にあります。流通量が少ないものだと数千万円の査定額が出ることもあります。
掛け軸
掛け軸は、茶道において主旨やメッセージを伝える役割を担っています。僧侶が記した墨跡や和歌を抜粋した言葉が書かれていることがほとんどです。
掛け軸は保存状態が良く、美術品としての価値が認められるものであれば、有名作家でなくても買取価格が高くなるケースがあります。買取相場は、5,000円~25,000円ほどです。
ただし、種類が豊富で作家の数も多いため、査定額には鑑定士の目利き力が影響します。そのため、掛け軸を買い取ってもらう際には、複数の骨董品買取業者に依頼することをおすすめします。
茶道具
茶道具とは、お茶を点てるための茶碗や薄茶器、茶入れ、茶筅などを指します。買取相場は1,000円~4,000円と安いものが多いですが、点数が揃っていたり、有名な茶道家のものであったりすると、10万円以上の価値が認められることもあります。
中古市場で人気のある作家は、石黒光南や荒川豊蔵、北村静香などが挙げられます。これらの作家の作品は、買取の際に高値が付く可能性が高いと言えます。
ただし、単品での買取の場合は、安くなりやすいので注意が必要です。
骨董品の買取方法
骨董品の売却を検討する場合、買取方法について知りたいという方も多いのではないでしょうか。骨董品の買取方法としては、主に「ネットオークション」と「買取業者」の2つが挙げられます。
「ネットオークション」は、オークションに対応したサイトに登録して個人で出品できる方法です。自分で価格を決めることができるため、競争原理によって高額で落札される可能性があります。
ただし、オークション手数料や出品手数料などがかかり、出品する際は、詳細な情報や写真の提供や相手とのやり取りといった面倒な作業が必要です。また、入札がなければ売却できないため、急いで現金化したい場合は不向きの方法だといえます。
一方、「買取業者」での買取では、骨董品専門の鑑定士に依頼することでその価値を正確に査定してもらうことが可能です。個人間での取引となるネットオークションとは異なり、安心して任せることができるでしょう。
また、買取業者がどのような方法で買取を行っているかという点も把握しておくことが大切です。業者が骨董品を買取する方法は、主に「持込買取」「宅配買取」「出張買取」の3つになります。
「持込買取」は、直接品物を店舗に持参していく簡単な方法で、相談したいことなどをその場で聞くことも可能です。また、鑑定から買取、現金化までの行程が迅速な点も特徴のひとつです。行きやすい場所に店舗があれば、ぜひ検討してみましょう。
「宅配買取」は、売却したい品物を梱包して宅配で業者に送る方法です。ホームページからや電話で買取キットを送ってもらえば、梱包材料などを用意する必要がありません。誰にも会わずに買取してもらえるため、大変気軽に利用することができます。
「出張買取」は、買取業者が自宅を訪問して買取を行う方法です。品物を用意しておくだけで、持込買取のように店舗に足を運んだり、宅配買取のように梱包したりする手間がかかりません。特に、重くて壊れやすい骨董品や数が多い場合におすすめです。
これら3つの買取方法でどれが今回の売却に適しているか、また、希望する買取方法を業者が行っているか、などをあらかじめ確認しておくと、スムーズに買取を進めることができます。
骨董品を高価買取してもらうコツ
貴重な骨董品を高く買い取ってもらうには、ポイントを押さえておくことが大事です。ここからは、高価買取してもらうためのコツを4つ紹介します。
状態を良好に保っておく
骨董品の価値は、状態にも大きく影響されます。査定の際は、品物の状態を厳しくチェックされることを想定しておかなければいけません。骨董品を高価買取してもらうためには、状態を良好に保っておくことが重要です。
骨董品はデリケートで傷つきやすいものが多く、お手入れも軽く最低限にすることをおすすめします。特に、直接手で触れるのは厳禁で、触れるときは布製の手袋を着用する必要があるでしょう。
また、保管する際は、通気性がよい、湿気や直射日光がない場所に置いておくことが大切になります。なぜなら、気温変化や湿気・乾燥によって、カビやひび割れといった劣化につながるおそれがあるためです。
良好な状態を保っておけば骨董品の価値が維持でき、高価買取の可能性が高くなるでしょう。
鑑定書などの付属品を揃えておく
「鑑定書」やほかの付属品を揃えて売ることも、高価で売却するコツのひとつです。
「鑑定書」は、その骨董品の価値を証明するものといえるため、付いていることによって査定が容易になるだけでなく、買取価格にも大きな影響を与えます。
また「外箱」や「共箱」「内袋」といったものもすべてセットにして売却すれば、品物本体の状態にかかわらず、買取価格のアップにつながるでしょう。
購入したときは、こういった付属品を捨てず、必ず手元に残しておくことをおすすめします。
事前に価値を把握しておく
あらかじめ骨董品の価値を知っておくことで、見積もりや査定で出してもらった金額をジャッジしやすくなります。
定価がない骨董品の正確な価格を出すことは難しいですが、大まかな価格の把握なら一般人でも可能です。
たとえば、底の部分や蓋の裏に記載された「落款」や「銘」といわれる「作家のサイン」を確認し、著名な作家が製作した品物だと判明すればかなり高額で買取を行ってもらえます。
また、同じような骨董品でも、制作された時代によって希少性が高まり、高い価格での買取が可能です。昭和時代より江戸時代に作られたものの方が現存する数が少なく、価値が高いといえるでしょう。
骨董品は、使用されている「素材」によっても価値が変わります。買取を依頼する品物の素材を確認することも、価格の把握におすすめの方法です。
価値が高い素材として「象牙」や「金・銀」「翡翠」などが挙げられます。これらが部分的にでも使われていれば、価値が高くなる傾向があるため、細かくチェックしてみるとよいでしょう。
売却に適した時期を狙う
骨董品の価値は、市場の流行やトレンドによって左右される場合があります。話題になっている骨董品、また、世間で注目されている作家の骨董品などは、高い買取価格になる可能性が高いでしょう。
そのほか、美術関連イベントが開催されているときなど、時期によっても大きく価値が変動します。ネットオークションサイトで価格を確認したり、Webでできる簡単査定を試したりして、買取に出すのに適した時期を見極めることが大切です。